"羊狼"と"狼羊"。
- あなたも、もう一匹の羊になるか。もしくは、週に換算すると£10しかかからず、交通混雑税も払わず、どこでも自由に停められるスクーターに転向するか。その、どちらを選びますか?
それだけではありません。スクーターは、ロンドンでの移動時間を40%も節約してくれるのです。交通混雑税で公共交通機関が過剰に混むようになる今、スクーターという移動手段は、あなたをリラックスさせてくれるものに間違いないでしょう。-
ロンドン市で交通混雑税の投入が騒がれるなか、他のメーカーに先がけてPiaggioは、交通混雑税の施行開始と同期間の1月14日から「Freedom on wheels」という新しい広告キャンペーンを実施した。
このキャンペーンは、自動車やバスで通勤するロンドン市民を“逆らうことも出来ず、ただ群をなして従うことしかない”羊にたとえ、Piaggioに乗る人がどれだけ独立性に富み、かつ効率よく、交通混雑税に対して楽しく生きているかを伝え、誘惑している。
「交通混雑税は、ロンドン内外の通勤者にとって、とてもつらい条件である。今回のキャンペーンでPiaggioは、このような人たちにまだまだ選択の余地があることを伝えたかった」と、 Piaggioのマーケティング・マネージャーSiobhan Curtin氏は述べる。このようなポスターは、ロンドン中の駅前などの公共機関のキーポイントになる所に貼られている。通勤者は、自分が一頭の羊としてからかわれていることに気づくことになる。
「Freedom on wheelsキャンペーンは、誰もが独立したライフスタイルをもっていて、古く典型的な乗り物だけでなく、より便利なスクーターを所有することができるというライフスタイルを象徴している」と前出のShiobhan氏は言う。英国二輪界の3協会、MAG(Motorcycle ActionGroup)、BMF(British Motorcycle Federation)、MCI(Motor Cycle Industry Association)は、通勤者たちにぜひ二輪を利用するように呼びかける一方、ロンドン市役所に翌月からの二輪増加にともなって駐車場を増やすよう、圧力をかけている。