"365日、いつでもどこでも"
朝夕のオフィス街へ続く主要道路では、今日も相も変わらず長いクルマの列ができている。ハンドルを握るドライバーの何人かは、毎日のことにウンザリしながらも前の状況が気になるのか、様子を窺おうと車体を1/4程ずらす。
クルマの脇をするすると抜けてきた二輪車の集団は迷惑な障害物の出現にレーンチェンジを余儀なくされる。
コンパクトな車体であればジグザグと間を縫って進めるのだが、そうでないモデルはまるで動脈血栓だ。後続車たちの動きを止め、後ろからは溜息が聞こえる。原因は前を窺ったドライバーのはずなのに、なぜか悪者にされるのは、実力を持て余し気味の巨体だ。
「DOMALO TUTTI I GIORNI.」
「GILERA NEXUS 500.PUROSANGUE IN CITTA'E FUORI」
ー日毎、飼い慣らせ。ー
ーGilera Nexus 500、純血は都市に郊外に。ー
信号待ちの最前列にひときわ輝いているのは二連リングかもしれない。