"カモト"
イタリアの首都ローマでは登録されている犬だけでも250,000を越えるというイヌ天国でもある。犬の多さと飼い主のマナーの悪さは比例するのか、パリに次ぐ犬の糞公害で悪名高い街である。先日の10日間の集中清掃で、なんと、4トンもの糞が集まったというのですから驚き。その時にも活躍したのが、このバキュームバイク“KAMOTO”。(ちなみに伊語で○ンチはCaccaだということから推測すると、MOTOの前のKAはそれを指すのでは。)なんと車体はSuzuki製。AMA(Azienda Municipale Ambiente)というローマ市所有の清掃会社が2000年に投入し、今では50台が活動している。清掃員が歩道の上を足をつきつきゆっくりと前進しながら糞を探す。糞を見つけると、掃除機の管を取り出し吸い上げる。そしてこの後がこのバイクの優秀なところで、糞を吸い上げた後に水で道路の洗浄まで行うのだ。これで跡形もなくきれいになり、匂いも残らず完璧。ちなみに糞であまりにも汚くなっている道路を掃除してもらいたい場合には、フリーダイヤルにかけると係員が出向いてくれるそう。確かに優秀なシステムであるが、これを税金で賄っていると思うと、犬を飼っていない人の心中は穏やかではない・・・。